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毒婦-186稿
2036年は栃木オリンピック。

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【2008/10/31 23:58】 未分類 | トラックバック(-) | コメント(-) |
毒婦-185稿
前半のコラージュ的シーンをさらに調整しました→土曜の稽古用に佐々木氏に提出。

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【2008/10/31 23:02】 未分類 | トラックバック(-) | コメント(-) |
毒婦-184稿
前半のコラージュ的シーンを調整しました。

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【2008/10/31 23:01】 未分類 | トラックバック(-) | コメント(-) |
毒婦-183稿
慶太郎が秘密を政夫に耳打ちしたことで、政夫が突然部屋を出ていってしまった。
慶太郎の秘密って何だ。

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【2008/10/30 21:34】 未分類 | トラックバック(-) | コメント(-) |
毒婦-182稿
健が隠すものはさしあたり花束になりました。
昨日あった笹原夫妻の怪しさがけっこう打ち消されてます。
こうやってひとつひとつ解決していくんだ。

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【2008/10/30 15:05】 未分類 | トラックバック(-) | コメント(-) |
毒婦-181稿
静江が健に「それ隠しといて」と言うセリフが加わった。

な に を か く し た ん だ ! !

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【2008/10/30 15:02】 未分類 | トラックバック(-) | コメント(-) |
毒婦-180稿
慶太郎が序盤で「秘密を話しましょう」とか言い出した。
慶太郎の秘密って何だ。

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【2008/10/30 14:07】 未分類 | トラックバック(-) | コメント(-) |
毒婦-179稿
序盤での慶太郎と政夫のやり取りをスピーディーにしました。
自然らしい沈黙を作っていたのですが、それをなくしてみました。

でもどうしよう。

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【2008/10/29 22:32】 未分類 | トラックバック(-) | コメント(-) |
毒婦-178稿
慶太郎は最後死ぬべきだな・・

でもどうしよう。

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【2008/10/29 21:12】 未分類 | トラックバック(-) | コメント(-) |
毒婦-177稿
最初の方の流れをやはりコラージュ的に組み立てたのだけれど、情報の順番の関係でどうも笹原夫妻が怪しい感じになっている。「スイミング・スクールの生徒です」と自己紹介するのだけれど、絶対に嘘ついてるし、明らかに裏の意図がある感じ。どうしよう。
設定を増やそう。

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【2008/10/29 19:22】 未分類 | トラックバック(-) | コメント(-) |
毒婦-176稿
泰子 お母さんは、ものすごい怪力の赤ん坊です。欲望に素直で、自己中心的で、罪の意識がない。

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【2008/10/29 04:01】 未分類 | トラックバック(-) | コメント(-) |
毒婦-175稿
ミイラを登場させることにしました。

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【2008/10/28 22:35】 未分類 | トラックバック(-) | コメント(-) |
毒婦-174稿
第172稿でのインタビューを基に、コラージュ的シーンを作りました。

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インタビュア1(姉妹の友人の男が演じる) おめでとうございます。金メダルの感触はいかがですか?
祥子(絵梨華が演じる) あー、こんなもんかぁと思いました。
インタビュア1 (戸惑って)感激しませんでしたか?
祥子 感激するとしたら今ですよね? してませんね。
インタビュア1 金メダルは当たり前だっていう?
祥子 (首をひねる)
インタビュア1 日本で応援しているファンの方々も喜んでいると思いますが。
祥子 関係ないです。
野次馬1(健が演じる) なんだあいつ。
野次馬2(政夫が演じる) 死にたいんじゃない?
野次馬3(慶太郎が演じる) もしかしてプールに毒を撒いて一位になったんじゃないか? 
野次馬1 身体から毒を出せるのかもな。島袋祥子じゃなくて毒袋祥子だ。

別の空間に別のときの祥子。

祥子(静江が演じる) 私は若かったですし、自分の影響力についてあまりに無知だったんです。もう水泳の話はやめにしてください。子供もいますから。

別の空間にまた別のときの祥子。

祥子(泰子が演じる) 私の大切な子供たちをご紹介したいと思います。こちらが長女の泰子です。こっちが次女の絵梨華。そして、この可愛い子が長男の政夫です。これからはこの四人で、子供服ブランド「レザンファン」を盛り上げていきたいと考えています。こんなに可愛い子供たちに恵まれて、私は本当に幸せです。

別の空間にインタビュア2と祥子。

インタビュア2(政夫が演じる) 政夫くんが自殺未遂をされたということですが。
祥子(静江が演じる) 驚きました。
インタビュア2 思い当たる節はなかった?
祥子 いいえ。
インタビュア2 学校でイジメに合われていたということを窺いましたが。
祥子 学校のことは学校にお任せしていますから。私が気付けるはずがありません。

別の空間にインタビュア3と祥子。

インタビュア3(慶太郎が演じる) 娘さんたちの写真集はもうご覧になりました?
祥子(泰子が演じる) えぇ。よくできていると思いました。
インタビュア3 でもポルノですよ?
祥子 センスの悪い服を着るよりはマシだと思いますけど。それより、こちらが「レザンファン」の新作です。今年は流行の色も取り入れて華やかなラインナップを実現したいと思っています。ぜひ足をお運びください。

別の空間にインタビュア4と祥子。

インタビュア4(健が演じる) 逃げたということは?
祥子(絵梨華が演じる) 全くありません。
インタビュア4 二十七年のブランクは?
祥子 全く関係ありません。本当はここが私の居場所だったんです。子供服の店は副業でした。いまようやく故郷に戻ってきたという感じです。ぜひ金メダル請負人になりたいですね。私のスキルで競泳の未来を明るく照らすことができたら、これ以上の幸せはないと思います。
インタビュア4 お子さんたちも応援されているのでしょうか。
祥子 もちろん。

インタビュア1 (正面を向いて)仕事先で知り合った男性と再婚されたということですが、詳しいことはまだわかっていません。

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【2008/10/28 22:18】 未分類 | トラックバック(-) | コメント(-) |
毒婦-173稿
スキャンダルの傍らにいる人たちの
したたかさと純粋さ それを「未来」というものに昇華させて

という、ちょっとフランス料理っぽいテーマになりました。

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【2008/10/28 22:12】 未分類 | トラックバック(-) | コメント(-) |
毒婦-172稿

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インタビュア おめでとうございます。金メダルの感触はいかがですか?
祥子 あー、こんなもんかぁと思いました。
インタビュア (戸惑って)感激しませんでしたか?
祥子 感激するとしたら今ですよね? してませんね。
インタビュア 金メダルは当たり前だっていう?
祥子 (首をひねる)
インタビュア 日本で応援しているファンの方々も喜んでいると思いますが。
祥子 関係ないです。

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【2008/10/28 03:03】 未分類 | トラックバック(-) | コメント(-) |
毒婦-171稿
全体を「皆既日食ゲーム」にのせて展開するということを考えたのですが、ちょっとアバンギャルドが過ぎると思ってやめにしました。

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【2008/10/28 02:15】 未分類 | トラックバック(-) | コメント(-) |
毒婦-156~70稿
6人の主な登場人物を満遍なくペアにすると15組できるので、
15パターンの祥子を描いてみる。

第156稿→慶太郎+政夫
祥子は母であり恋人
第157稿→泰子+絵梨華
祥子は身勝手で欲望に素直で容赦ない悪女
第158稿→静江+健
祥子は色んな意味で「貴重な人」
第159稿→絵梨華+政夫
祥子は運命
第160稿→慶太郎+泰子
祥子はダメな人
第161稿→絵梨華+健
祥子は「他人」にできるし、越えようと思えば越えられるもの
第162稿→慶太郎+静江
祥子は結果
第163稿→政夫+健
祥子はモルモット
第164稿→慶太郎+絵梨華
祥子は非日常(冗談の種)
第165稿→泰子+静江
祥子は歴史上の人物(リアルタイムじゃない)
第166稿→泰子+健
祥子は暴力
第167稿→慶太郎+健
祥子はおばさん
第168稿→絵梨華+静江
祥子は美人(女として太刀打ちできない相手)
第169稿→泰子+政夫
祥子は暗闇
第170稿→政夫+静江
祥子は怪物

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【2008/10/27 23:37】 未分類 | トラックバック(-) | コメント(-) |
毒婦-155稿
2035年にちなんで「皆既日食ゲーム」を発明しました。

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【2008/10/27 03:12】 未分類 | トラックバック(-) | コメント(-) |
毒婦-152~54稿
第152稿→ペアの発想を復活させることにしました。
第153稿→毒袋氏をアスリートじゃなくしてみました。
第154稿→毒袋氏をやはりアスリートにし、かつ金メダルバブルにしてみました。

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【2008/10/27 03:11】 未分類 | トラックバック(-) | コメント(-) |
毒婦-151稿
舞台を2035年にしてみようかと思いました。
かつ、風俗の潮流を2008年でぱったり折り返す感じにしてみようかと思いました。
つまり、2035年は1981年頃の雰囲気。
以下、登場人物の年表と、対応させる現実の年のメモです。ちなみに祥子は、ウサイン・ボルトと同じ1986年生まれ☆です。

2035 9月皆既日食 祥子、慶太郎と結婚(1981 ダイアナ妃結婚)
2034(1982 日航機墜落事故)
2033 笹原夫妻結婚(1983 カレン・カーペンター死去 TDLオープン)
2032 祥子インストラクター業本格化(1984 グリコ・森永事件 ロス五輪)
2031 祥子子供服ブランド閉業(1985 男女雇用機会均等法)
2030(1986 最後の江戸生れ死去 祥子誕生
2029(1987 ブラックマンデー)
2028(1988 東京ドーム ソウル五輪)
2027(1989 年号が平成に ベルリンの壁崩壊) 
2026(1990 バブル崩壊)
2025(1991 江青自殺)
2024 毒袋姉妹アパレルショップオープン(1992 バルセロナ五輪)
2023(1993 雅子様結婚)
2022(1994 ビートたけしミニバイク事故)
2021 政夫、挫折(1995 地下鉄サリン事件 阪神大震災)
2020 政夫、フラッシュ暗算で有名に(1996 アトランタ五輪)
2019(1997 香港返還 ダイアナ妃事故死)
2018(1998 毒入りカレー事件)
2017(1999 国旗国歌法)
2016 祥子子供服ブランド立ち上げ(2000 小渕首相死去 シドニー五輪)
2015 慶太郎誕生(2001 小泉内閣発足 同時多発テロ事件)
2014(2002 雪印牛肉偽装 ユーロ紙幣コイン統合)
2013(2003 SARS 六本木ヒルズ)
2012 ロンドン五輪 毒袋氏(祥子の前夫)自殺(2004 アテネ五輪→祥子金メダル 新紙幣)
2011 政夫誕生(2005 愛地球博 JR福知山線脱線事故)
2010 絵梨華誕生(2006 堀江貴文逮捕)
2009 泰子誕生(2007 ヒラリー、オバマ大統領選立候補)
2008 祥子結婚(2008 北京五輪→毒袋氏金メダル

オリンピックイヤーごとに何かある家系。

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【2008/10/26 22:06】 未分類 | トラックバック(-) | コメント(-) |
稽古には出ない
当初、稽古には全部参加する気でいたのですが、全部参加しないことにしてみました。

最近二項対立で生きています。

千稿をやっていて、「変更する」ことに慣れてしまったのか、昨日言っていたことを今日には容易に覆していたりして、あまり良くないと思うのですが、とりあえず「稽古場で見たものを脚本に反映させることと現在の私の実力」を考えた結果、脚本のみに集中するのがさしあたり良いものを生むのにつながるだろうという結論に至り、稽古には顔を出さないことにしました。
ひとりであがいてみます。
行き詰ったら顔を出します。

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【2008/10/26 02:11】 未分類 | トラックバック(-) | コメント(-) |
今日は初稽古
役者さん脚本を読んだりしてくれたのかな。。

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【2008/10/25 22:06】 未分類 | トラックバック(-) | コメント(-) |
毒婦-150稿
その後、稿は重ねているのですが、ブログを更新する余裕がなく、薄い記事ばかりになってしまってすみません。現在、第150稿まで進んでおり、稽古初日の明日はこの時点での設定で色々やっていただこうかと思っています。
以下、演出の佐々木氏にお送りした設定ノート。

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『毒婦-千稿』
第150稿時点での設定

状況
しばし音信不通になっていた母親が、若い男性と再婚したということを聞いた毒袋家の兄弟(泰子、絵梨華、政夫)。母と再婚相手の住んでいる家を訪れる。しかしそこに母の姿はなく、新しい「父親」として現れたのは、自分たちよりも年の若い男性だった。さらに母の「教え子」という夫婦もやってきて、母の半生や現在の失踪の理由が追及される。

話題の人物
毒袋祥子・・・現在四十九歳。かつてのオリンピック金メダリスト(水泳)。美貌でも有名だったが(参考→郭晶晶)、二十二歳のとき突然の妊娠、結婚、引退。相手の男性は同じく競泳のトップアスリートで、その後、三人の子供に恵まれる。が、夫が「記録と契約の問題」を苦に自殺。小さな三人の子供を抱え、はじめた子供服のデザインで大成功をおさめる。しかし広告塔にたてた三人の子供は次々に屈折。子供たちが成人するとビジネスからは身を引き、水泳のインストラクターをはじめる。今年、二十九歳年下の男性と再婚。

登場人物
・橘慶太郎(二十歳。男)・・・毒袋祥子の再婚相手。少し前まで記録の伸びない水泳選手。なぜか祥子を殺したようなふりをする。
・毒袋泰子(二十七歳。女)・・・毒袋兄弟のいちばん上。子供の頃は母の子供服ブランドのモデルとして活動し、十代中頃で妹と共にハイティーン向けのアパレルショップを開業。毒袋姉妹として話題を集める(参考→オルセン姉妹)。しかし基本的にデザインの才能も経営の能力もないため、現在は落ち目。妹とともにしばらくの間アメリカに渡っていた。
・毒袋絵梨華(二十五歳。女)・・・毒袋兄弟のまんなか。経歴は姉とほとんど同じ。だが、姉にくらべ責任感がない。
・毒袋政夫(二十四歳。男)・・・毒袋兄弟の末っ子。子供の頃フラッシュ暗算が得意だったのと、可愛かったので兄弟三人の中ではいちばん最初に有名になった。が、プレッシャーにより引きこもりに。現在は大学院生。趣味は山歩き。
・笹原静江(二十九歳。女)・・・祥子が行っていたスイミング教室(一般人の部)の生徒。スクールをやめることになり、挨拶にきた。
・笹原健(二十九歳。男)・・・静江の夫。同じく祥子のスイミング教室に通っていたが、やめることになり、挨拶にきた。静江からDVを受けている。
・姉妹の友人の男(二十代)

方向性
祥子に「与えられてしまった」もしくは「奪われてしまった」人々のドラマに焦点をあてる。全体としては「ほんの少しの偶然で人は悪女になってしまうが、本物の悪女はその偶然を無限に繰り返すことができる」というようなことがテーマ。

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更新されていない第105~149稿目の流れについても近々更新させていただこうと思っています。よく脚本を見てもらい、アドバイスをもらうやとさんから第100稿目(毒袋家の引越し)の発展案をいくつもいただいたりして、たいへん面白く参考になったので、そこらへんのことも紹介していきたいと思います。

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【2008/10/24 19:22】 未分類 | トラックバック(-) | コメント(-) |
毒婦-104稿
ふたたび、決定稿でも良いかなと思える冒頭から数ページの流れを思いつきました。第六十一稿のときは、出演者に自分のリアルな来歴をどこまでほんとかわからない感じで語ってもらうという趣旨のものでしたが、今度のはぜんぜん、そういうメタ的要素は含まないものです。

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【2008/10/23 22:18】 未分類 | トラックバック(-) | コメント(-) |
スケジュール
25日が稽古初日だから、24日にはある程度目安になることを佐々木氏に言わなくては。

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【2008/10/22 17:36】 未分類 | トラックバック(-) | コメント(-) |
毒婦-103稿
鉢植え案を削除。
今回は演出的なことは一切考えず、純粋に戯曲を追究する。

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【2008/10/21 22:07】 未分類 | トラックバック(-) | コメント(-) |
毒婦-102稿
場転のアイディア。
鉢植えで位置関係を示せないかと考える。

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【2008/10/21 22:00】 未分類 | トラックバック(-) | コメント(-) |
毒婦-101稿
第百稿目の考え方を応用しつつ、試しに初稿の設定を一部復活させてみました。「姉妹で悪女」ネタの復権。

ある大きな家に20歳くらいの男性が一人で住んでいます。そこに沈黙を破ってやってくるのが、毒袋家の人びと。若い女性が二人に男性が一人。彼らは自分よりも若いかもしれないその20歳くらいの男性を、「お父さん」と呼びます。

これは未来から男性の子供たちが大挙してやってきたというわけではなく、要は第百稿目にあった「若いお姑さん」の男性版です。毒袋家の母親(この人自身は50代)が再婚したという設定。

この「母親」を第一の「毒婦」にしようかと思っていて、彼女は前夫との間に三人の子供がいたのですが、前夫が病気で早世してしまい、三十代後半で未亡人になってしまいます。それまで専業主婦で、社会に出た経験もほとんどなかった彼女。しかし、突然思い立って始めたビジネスが大当たりし、自ら広告塔としても活躍しはじめます。やがてメディアにも進出。いわば、隠れていたカリスマ性が突然爆発したような形で、飽くまで三人の子供の母、一キャリアウーマンでありつつ、莫大な人気を集めていきます。(なかなか、漠然としていてすみません)
やがて彼女の人気は彼女の子供たちにも世間の注目を集めていき、最初にスポットが当てられたのが長男。彼は、女二人男一人の兄弟の末っ子で、その頃まだ小学生だったのですが、フラッシュ暗算が得意か何かでテレビに出演し、「毒袋さんの天才息子」ということで注目されます。容貌も可愛らしく、次第に人気子役タレントかのような扱いを受けはじめるのですが、ストレスから登校拒否に。忽然とメディアから姿を消します。
次に注目されたのが二人の姉。彼女たちは弟と違って半ば自発的に自分たちを売り出し、「毒袋姉妹」としてちょっとしたブームを巻き起こします。特徴は、セットで自分たちを売り出したこと。十代半ばで自らデザインした洋服のショップを立ち上げたりして「和製オルセン姉妹」みたいな。ただ、基本的にデザインやビジネスの才能に秀でていたわけでもなく、半ば親の七光りで成功してしまったようなところがあるので、年を経るにしたがって先細りに。「姉妹」ということに異様な価値を見出す、屈折した悪女コンビに成長していきます。

そして子供たちが成人した現在、突然「母親」が交通事故で死亡。

ここで子供たちを驚かせたのが、母が死の直前、自分たちよりも若いくらいの男性と再婚し、かつ遺産のすべてを彼に譲るという遺言書を書いていたということ。不審に思った三人は、自分たちの「父親」である男性の家にやってきます。
母は何故、実の子である自分たちに財産を残してくれなかったのか。何故そんなにも若い男性と結婚してしまったのか。

単純に、「そんな最期ってどうよ」っていう。

さらに彼女の死を悼む「熱狂的ファン」が二人に、姉妹の友人の男性が一人。集った人々の話から、「母親」の謎に満ちた人生が実像を結びはじめます。

悪女は四人。舞台には現れない「母親」と、毒袋姉妹。さらにファンとしてやってくる一見地味な女性。男性側も、「子供より若い父親」や「かつての天才息子」など、なかなか屈折しています。

ということで、悪女姉妹も復活を遂げた、第百稿+初稿=第101稿目。

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【2008/10/20 12:37】 未分類 | トラックバック(-) | コメント(-) |
毒婦-百稿
そして、第百稿目に取り入れますのが、九屋あんずさんからいただいたアイディア。
ともするとメタ化したり、現代と20年後を同時に再生しましょうなどと考えてしまう私を、見事、平らな舞台の上に戻してくれました。

まだ何もないまっさらな新居。そこに静寂を破って引っ越してくるのが毒袋(どくぶくろ)家の人々です。

ちなみに、「毒袋」というのは『褒め殺し』の舞台のとき私と九屋さんが雑談していて、九屋さんが「男性の名字で女性が惹かれるものって何か知ってますか?」と私に尋ねたのですが、私が一瞬、「惹かれる」を「引かれる」と勘違いしてしまったため、そこから「「引く」名字ってどんなかなぁ」という話に二人でなって、
「毒袋だったら引くねぇ」
という結論に落ち着いた、そういう成り立ちの名字だったのでした。

で、毒袋家の当主(男性)はかなりのお金持。ただ、現在は病気で伏せっています。彼は前妻を亡くしていて、現在は再婚。若い女性が妻の座に落ち着いています。
前妻との間には娘と息子が一人ずつ。
息子は結婚し、妻がいます。

つまり、舞台上に現れる毒袋家のメンバーは、女性が三人に男性が一人。
この女性三人のインパクトが強く、歳はそう違わないのに立場的には嫁・小姑・姑。引越し用のダンボールも持ち主ごとに完全に色分けしていて、自分のダンボールの上に他の二人のダンボールが乗っかったりするのは絶対に許せない。当然のように、引越し屋の男性たちを滅茶苦茶に翻弄します。

あぁ、良いなぁと思ったのが、ドラマを様々に発展させ得る土壌だということ。まず「引越し」という非日常があって、複雑な家庭環境もあって、なにより女性三人男性四人という今回の役者構成をうまく生かしている。テーマが「悪女」ということで、「悪い女」をどう描くか、誰を悪女役にするのかということが重要になると思うのですが、「引越し屋と依頼主」という関係性を持ち込んだことで、女性が男性を「振り回す」状況が格段に作りやすくなっています。そのぶんキャラクターを自由に設定することができ、そう苦労のないまま、女性を三人とも悪女にできてしまう。

こんなにシンプルなのに!!

「……でも今回、役者さんみんな同年代なんですけど」と〈嫁姑〉に私が難色を示したときも、「再婚にすればお姑さん若くても全然イケますよ?」とすぐさま答えてくれた九屋さん。私よりもずっと、ドラマを作り慣れてます。

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【2008/10/20 06:57】 未分類 | トラックバック(-) | コメント(-) |
毒婦-八十九~九十九稿
もはや無茶苦茶。

第八十九稿→削除するということをプラスのオーダーとしてやってくれるなら私は一向に構わない。90年代からそういう傾向は割とメジャーなものとしてあると思うし、楽して儲けようっていうことを考えたときに自然と選び得る選択肢?犬のピローだってそうでしょ?誰が欲しいって言ったわけじゃなくて、要はあの紫色のリボンを単に実現したかったからTSUTAYAまで買いに走って…(中略)…すべからく人生は闇でしょ。
包帯と赤い海苔と白いしいたけ。損得じゃないよね、そこまでいったら。静けさを愛するすべての人たちにファンファーレを。
第九十稿→メリッサとトラと9ちゃんはそれぞれが生き方を尊重しあって時々食事会で過去の経験をほじくり合ってるらしいの。とおい国の色彩をコンペに出したときあー、あの家は幸せな家だよねって…(中略)…あとは消しゴム。消えないのをいいことに旅行に行ったりなんていっちょ前のことして、トリニダード・トバゴのハンドバッグをおみやげにくれはしたのだけど、使用感がハンパねぇ。コアラとパンダを合体させる必要を感じたときには夜もふけて、それじゃあ明日の朝あらためて訪れてみましょうというのが30秒足らずで決まったよね。清々しかったし、目が痛いなんてつらい噂を一瞬にして消し去った。ジェイノベルや島や花や海やそういった一切のことを遠い記憶の彼方におしやってしまうように、あなたのおしたりへしたりたえまない心もんもんとゆううつの三重奏。
第九十一稿→先月はそういうことでついに彼には会えずじまいだったし、フラダンスを好きな人だってことは前々から存じ上げていたのでまよわずメールで誘いをかけて、結果玉砕だったわけですが、アゲハチョウとモンシロチョウの交尾を見られただけでも収穫だったと思わなければやってられないでしょう。…(中略)…それは29800円。この世の楽園。雪は降らず、冬でも気温は34.6%、しつど3度、ダマし合いが文化として認められている国。室外機は例外なくこの国の生産品。質の良い産業の形態へ。
第九十二稿→特に苦しいところとかかゆいところとかないですよね?あったら手をあげてあの人に言ってください。あの人がセミプロで、あのさらにむこうの人がプロ。…(中略)…石井ちゃんのことはこの際置いといて、メモ帳の選び方をあの夜レクチャーされた幸運の度合いについてはすべて自分で把握した上で天皇皇后両陛下のご意向を伺うというまじめな姿勢が若い子にうけて、南阿佐ヶ谷の商店街はゆく人くる人皆美人。
第九十三稿→母は私が小学生なのに働いていることを本当に申し訳ないと思っているらしくて、私にもそれは伝わってきます。でも、一体どうしろというのでしょう。母の足が万全ならば、私が授業中ウトウトすることはきっとなかったでしょう。しかし短気なあの人のことです。きっとまた野良犬か何かをけしかけて、私の登下校のみならず弟や妹の笑顔までひっくるめて滅茶苦茶にして、喜んでバターを1ダース買い占めて、せんもんの料理人に味をデザインさせてはみたのだけれどカルタゴの人にはそういう塩辛い味付けはあまり好まれなくて、住所不定無職であることをまずしつように問いつめてくるだろうから全部を全部自分のせいだと思って気に病んでいたらきっと腱鞘炎どころじゃすまないからね…(後略)…
第九十四稿→夢通り3番地21号の女は今日もレインコートをはおるように着て、ありとあらゆる種類の香水を身体の節という節に吹きかけて、匂いをおひれのようにたなびかせていた。…(中略)…こんな時代だからいきおい財布のひもも固くなり、果汁をしぼるやいなや残った皮をたちどころに口に入れてのみ込んでしまったり。結局自分以外にはなれないのだからそんな小さな染み気にしたりなんかしないで、自由に若い時代を満きつしてごらん。
第九十五稿→黒って、誰にでも似合う色って考えられがちだけど、決してそんなことないのね。やっぱりより似合う人っていうのはいて、その分より似合わない人っていうのも当然のごとくいる。具体的に見分ける基準は肌の色ね。黒がいちばん映える明度は75。それ以下だとよほどバランスに気をつけないとコーディネート全体が重々しくなっちゃうのね。逆に75より明るいと今度はコントラストが強くなりすぎちゃって、身体が締め付けられてるかのように見えてしまうの。ただ、そのアンバランスさを逆に個性として表現したのが70年代に一世を風靡した女優のナタリー・デイドロヴィッチ。彼女は自分を知り尽くした上で、自分の場合身体に少し負荷がかかって見えるくらいがいちばん彼女のパフォーマンスを充実させるのだと一種の美しさとしてプレゼンすることに成功したの。
第九十六稿→ちょっと待って。いま頭の中でシュミレーションしてみるから。むしろ頭以外でシュミレーションしてみようか。例えば肘でシュミレーションしてみようか。かなり固定される感じだな。シチュエーションコメディーでどうにもスケールが小さい感じで良いのだったら肘でもじゅうぶん考えられる。さしあたり肘に考えさせておいて後から頭に昇格させるというのもひとつのやり方としてあるわけないじゃないか!!! やだよ!!肘でなんて考えられたお芝居!!!!
第九十七稿→人間って意外にモロいんだな。プライドで立ってるような奴がやすやす涙を流して命乞いして、果てに失禁までして、それが倒されたらすぐだった。何のための抵抗だったのかって拍子抜けしてしまうくらい。おそらくだが、そこまで確かな存在じゃないからこそ、逆にあれだけの確信で支えるしか術がなかった。…(中略)…オレは違う。オレは常人とは違う生き方をするって母親の腹から出た瞬間に誓ったんだ。
第九十八稿→先生、私の脚、綺麗でしょ?お母さんはこんなに綺麗じゃないの。もちろんお父さんも。私が突然こんな脚をして生れたのよ。猫も寄ってこないわ。猫は完璧なものには寄りつかないの。プライドが高いから、自分が見劣りするようなものには決して近づかないのよ。…(中略)…食堂のウェイトレスなんてまっぴら。同じ愛想を振りまくなら、何百人ものお客さんに対してのほうがいいわ。ひとりひとりちまちま注文をとって、時には文句を言われて、イヤらしいことまで言われてにこにこしているなんて嫌。愛想を振りまいたら拍手がほしい。ため息がついてもいい。…(中略)…お金は私、一銭だって払うのは嫌。こんなにつまらない一生なんですもの、自分は買われるだけだったって記録をつくって死にたいわ。何百万何千万もかけたにしちゃあ先生はあまりにお粗末。
第九十九稿→そばかすをそばかすと思っちゃいけない。私の頭は冷たいの。そばかすは私の頭というアイスクリームに混ざったバニラビーンズなのよ。昨日の夜、こっそり台所にしのび込んで冷たいオカズをつまみ食いしてた。お腹にぜんぜん溜まらなくて、どうにもこうにも空しい時間でしたよ。ただひたすら噛みくだいては飲み下し、吐いてはまた噛み、飲み下し。それを二時間。眠くなるかと思ったらぱっちり目がさえちゃって。こりゃ死んでも眠れないんだなと思ったのが明け方の四時半。新聞配達が元気なエンジンの音たてて通っていったんだ。あー、オレひとりぼっちなんだなぁ、って。いっそ、新聞配達人を追いかけようかと思った。もしかして友達になれるかもしれないじゃない。空気だろうが、天気だろうが、そしたら何でも……。

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【2008/10/20 03:20】 未分類 | トラックバック(-) | コメント(-) |
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