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健の自己主張
笹原静江は泥棒です。その相棒は塁と健。
塁は一足先に毒袋家に忍び込み、政夫に新しい「お父さん」と間違えられる見所の多い役です。冒頭から出てくるし、セリフも多い。
しかし健は・・・
あるいはこれも見所と言えるかもしれない、上演をご覧頂いた方はご存知かと思いますが、健は他の登場人物から徹底的に「無視」されます。静江からも毒袋家の子どもたちからも無視され、基本的にセリフは食われます。
唯一、会話が成り立つのが塁。塁は健のことを恋敵だと思っているので、ライバル心むき出しに健に噛み付いていきますがそれも一場面。
「千稿」という、「直し」を主眼にした企画の中で、まったくもって無計画に、雰囲気だけで出した人物のたどり着いた(思わずたどり着かせてしまった)境地でした。
ごめんね。

そこで、千の締めくくりは健の自己主張――

998 健、広い家の中で一人。特に物色するものも見つからず、暇なのでストレスが溜まり、慟哭するも誰もやってこない。
999 健、塁が「お父さん」と呼ばれていておかしい。この際、徹底的に嘲笑してやろうとするが、誰も一緒に笑ってくれない。
1000 昼食の場面。
絵梨華 (スナック菓子を頬張りながら)「毒袋姉妹のラブラブフィッぼふっ(菓子を口に含んでいるためリアルに聞き取れない)
泰子 ラブラブフィットネス。
静江 どこに行っても見つからなかったんですよー。ツタヤで聞いてもHMVで聞いても売り切れだって言われて。
健 毒(袋姉妹のビチビチラブフットサルってのもなかったっけ?)
絵梨華 (静江に大きく頷いて)まぁね、全国では十万部以上売れてますから、売り切れちゃったところもあるかもね。

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セリフの9割以上を食われるという。

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【2008/12/16 13:30】 未分類 | トラックバック(-) | コメント(-) |
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